成功事例
納得のいく説明と適正価格。弁護士との連携で債務整理も。
仙台市青葉区 M様(40代)
奥様とお子様と両親の6人家族のM様は、平成5年に仙台市内に土地を購入し住まいを新築。
住宅金融公庫(現住宅金融支援機構)より2,700万円
七十七信用保証より1,300万円
を借り入れ、月々126,000円・ボーナス325,000円の支払いでした。
ところがお勤めの会社の業績が悪化し、残業代・ボーナスのカットなどで返済が遅れるように・・・。地元の大手不動産会社に査定を依頼したところ、売却可能価格は2,600万円と提示され、その頃の残債務は2,400万円前後だったのでお客様は自宅を売却すればまだまだ手元に資金が残る、と安心していました。
しかし、住宅はなかなか売れませんでした。半年がたったころ金融機関より代位弁済通知が届きました。地元不動産業者に早く売却をして欲しいと話したところ、「最近のお客様のエリアの不動産購入者がめっきり減って、販売しているのだが問い合わせが全くない」という返事でした。
提案・経過
当社ではご連絡をいただいた後に市場価格を算出。2,300万円なら販売ができますが当社の成約見込み価格は2,150万円です、とお話ししました。お客様は「なぜそんなに安いのか?任意売却だから安いのか?」と質問をされ、次のような理由をご説明しました。
- 近隣の新築住宅の価格は2,600万円台が多い
- 本物件が通常の新築面積の2倍弱であること
- このエリアの3,000万円台の物件は全く問い合わせがないこと
- 土地の値段から見れば通常の新築住宅が建てられる価格より高価である
- この物件は2世帯住宅であり、建物も大きく間取りが特殊であること
以上の理由をお伝えしたところ、最初の不動産業者ではこのような説明は全くなく、売れなければ値段を下げるしかない、というだけだったとのこと。当社のお出しした金額に納得していただき、販売をスタートしました。
結果
6ヶ月かかりましたが当社査定価格にて成約となりました。また、新築当時に消費者金融での借入がありましたが、任意売却をきっかけに当社の提携弁護士と債務整理も行い弁護士費用は過払い金から捻出でき、ご本人様のご負担は一切ありませんでした。住宅ローンの延滞利息も債権者と合意をとり和解し、延滞利息の一部放棄をしていただきました。消費者金融の過払い金も130万円が戻り、お客様には大変喜んでいただきました。
入札1ヶ月前で競売を回避!当社買い取りで残債を大幅減額
仙台市若林区 K様(40代)
体調が悪く、住宅ローンの支払いが遅れて競売となってしまったとのこと。
入札1ヶ月前にご相談をいただいた時は、体調も悪く引っ越しもできないし費用もない、という状態でした。
当社にて調査の結果、現状での販売は難しいという説明をしました。
- ■ 時間が少なすぎる。買主が住宅ローンの審査をするための期間が足りない。
- ■ 室内は天井まで生活ごみの山となっているが、片づける費用・時間・体力がない。
- ■ 引っ越し費用よりもゴミ処分代金の方が高い。
このような理由から任意売却を行うメリットはない状態でした。
提案・経過
お客様から見れば今回の競売はゴミを片付ける手間や費用の点で任意売却より競売の方がメリットがあることをご説明させていただき、ご本人も納得されていました。当社は、ゴミの処分も当社にて費用負担し、現状のまま買い取りをしました。その時点での全債権者の残債務金額は2,200万円弱あり、不動産売却により完済はできないと判断。金融機関との債権調査の段階で所有者様の現状や今後についての話し合いを行い、買取金額で競売の取下げを行う承諾を得ることができました。(当社より1,900万円での買い受けを金融機関へ打診。銀行側では競売落札価格を1,700万円前後と予測しており、1,900万円での買い受けであれば銀行側から見れば仲介手数料や引っ越し費用などの経費がかからないため実際は2,000万円以上で売却したことと同じになるので快諾をいただけました。)
これによりお客様は住宅ローンの残債も大幅に減り、生活再生計画は無理なく進みました。また、お客様の体調が悪く、競売も差し迫っていたので金融機関には売買代金を退去前に支払うということで承諾していただきました。
結果
それから約2週間後、お客様には引っ越しをしていただき、不用品は全て当社で処分しました。金融機関と話し合い一部住宅ローンの延滞金(損害金)の放棄をしていただくことができたので思っていた金額より残債務を抑えることもできました。お客様には喜んでいただくことができ、今では体調も戻りつつあるとのこと。先日はご家族全員で当社まで遊びに来てくれました。
業績悪化で、支払いがいきなり困難に!任意売却で解決することができました!
仙台市泉区 T様(50代)
奥様とお子様の3人家族のT様は、平成7年に泉区に新築マンションを購入されました。
住宅金融公庫(現、住宅金融支援機構)より3,200万円を借り入れ、月々95,200円 ボーナス260,500円の支払いでした。
お勤めの会社の業績が悪化し、残業代、ボーナスのカットなどで返済が遅れるようになり大手不動産会社に査定を依頼したところ、売却しても900万円の残債が残るので、その分自己資金でまかなうか、又はその分を一括で返済しなければ販売を引き受けることができないとの返答でした。
そんな時、弊社のホームページをご覧になり売却の依頼をいただきました。
T様には、売却が決まるまでお住まいいただき、その間に引越し費用のご準備をお願いいたしました。2007年春頃から公庫は引越し費用を認めなくなったからです。
通常の売却と全く同じ方法で物件を公開し、約4ヶ月で購入者が決まり契約、引渡しとなりました。滞納していた管理費・修繕積立金等は売却代金の中から公庫より支払われ、T様の持ち出しはありませんでした。売却後の残債務は1,000万円程残りましたが、現在、毎月10,000円の支払いを公庫にされています。
競売開始決定通知が届き途方に暮れていましたが・・・
仙台市太白区 Y様(40代前半)
奥様とお子様2人のY様は、昨年11月に裁判所から『競売開始決定通知』が届き、当仙台任意売却相談所にご相談に来られました。
住宅金融支援機構からの融資を受け、競売申立人は、住宅債権管理回収機構という委託を受けている会社からのものでした。
競売開始決定通知が届く前に、支払いについての督促が届いていませんでしたかと尋ねると、数多くの郵便が届くので面倒になりそのまま捨てていたとの事です。裁判所から書類が届き、あわてて相談したということでした。
一旦、競売の手続きに入ると債権者は手続きを止めてはくれません。競売と並行して任意売却を行わなければなりません。当然時間も限られてきます。
Y様のご協力のもと、内覧希望者の案内も順調に進み期間内に決済引渡しが完了しました。新居の契約、お引越しまで当相談所でお世話させていただきました。又、残債務は月々10,000円の分割支払いで応じてもらうことができました。
任意売却は、早い準備が大切です。競売開始になる前に任意売却をおすすめいたします。又、裁判所から『競売開始決定通知』が届いたら早急な対処をおすすめいたします。
転職を機に収入が減少し、つい無担保ローンに手を出してしまった・・・
仙台市宮城野区 H様(50代前半)
お子様2人の4人家族のH様は、平成11年に一戸建てを購入されました。
奥様が連帯債務者となり、住宅金融公庫(現、住宅金融支援機構)から2,200万円、銀行から1,000万円、合計3,200万円を借り入れされ、月々150,000万円、ボーナス100,000円のお支払いをされていました。
H様の転職を機に収入が減り、それを補填するため、金融機関より無担保ローンの借り入れをされ、売却後の残債務は1500万円になることが分かりました。
H様、連帯債務者の奥様は、自己破産を選択され、弊社の顧問弁護士に相談、弁護士費用も法テラスの利用により、月々10,000円の分割払いになりました。
購入者が決まり、公庫に引越し費用を認めてもらい、弊社が引越し費用をお立て替えして、ご自身の持ち出しなく、近隣に事情を知られることなく、更にお子様の転校もすることなく引越しをされ任意売却を成功されました。さらに裁判所より免責決定され1,500万円の残債務から解放されました。